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葬送のフリーレン第9話のネタバレ感想│死者の幻影

週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』。

第9話のネタバレ感想と考察をしていきます!

葬送のフリーレンが気になっている方は参考にしてください。

葬送のフリーレン第9話のネタバレ感想

場面は勇者ヒンメルの死から28年後、中央諸国ヴィレ地方である。

馬車に揺られながら、フェルンはハイターの晩年を思い出していた。

彼はベッドの傍らにフェルンを呼び、フリーレンの言うことをよく聞くように諭す。

「さもないと、死んだ後に化けて出ます」と言ってハイターは笑った。

それに対してフェルンは、彼が化けて出てくれるなら、悪い子にもなると応えた。

ハイターは前言を撤回し、彼女が良い子でいたら化けて出てくることもあると言った。

フリーレンたちが街に入ると、一人の婦人が「あんたら峠道を超えるつもりだろ」と声を掛けてきた。

婦人は、峠で何人も行方不明が出ており、行かないほうが良いと忠告する。

「魔物でも出たの?」とフリーレンが訊くと、幽霊どもに連れ去られたという話である。

フリーレンは「アンデッドかな」と推測し、目撃者に直接訊くことにした。

それらの話をまとめると、死んだ身内や知り合いの幽霊が目撃されており、いずれも生前の姿のままだった。

これはアンデッドの仕業ではない、とフリーレンは言う。

「これは全く別の系統の魔物の仕業だね」というのが彼女の結論だった。

フリーレンには魔物の心当たりがあり、悪趣味だから出会わないように気を付けることにした。

彼女が朝一で村を出るというと、フェルンは「村の人達、困っていました」と魔物退治を促す。

いずれにしろ峠道を通るので、フリーレンはフェルンの想いを汲むことにした。

二人が村人が消えた場所に着くと、魔法が使われた形跡を発見する。

それは、幻を利用して獲物を誘い込む幻影魔法だった。

フェルンは魔法生態学の本で、幻影鬼(アインザーム)について学んでいた。

幻影鬼はその種の魔物の中でも、狡猾で貪欲で、人しか捕食しない偏食家だった。

その魔物は、死者の幻影を見せて人を誘い込むと言う。

「その人にとって大切だった人の幻を見せるんだよ」

但し、幻影鬼が使う幻影は、魔法使いにとっては脅威ではなかった。

幻影に高密度の魔力をぶつければ、簡単に離散するからだ。

フリーレンはフェルンに、死者の幻影を撃てるか尋ねた。

「当然です、偽物だと分かっているのですから」フェルンは自信があった。

フリーレンはかつて、命乞いする師匠の幻影を撃ったことがある。

但し、幻影と分かっていても気持ちの良いものではなかった。

二人が森を進んでいくと、霧が濃くなってきた。

フリーレンはフェルンに、幻影が出たら迷わず撃つように言った。

するとフェルンの後ろで、彼女の名前を呼ぶ声がした。

フェルンが振り向くと、そこにはハイターの姿があった。

「あなたがいい子でいたから、少しだけ化けて出ることにしました」

フェルンは、それが幻影鬼の仕業だと見抜いている。

但し、彼女はためらったまま撃とうとしない。

一方、フリーレンにはヒンメルの幻影が現れていた。

フリーレンは、その幻影をためらわずに撃った。

すると、ハイターの上に幻影鬼の姿が現れる。

そこに向かって、フェルンは攻撃魔法を発射した。

「これで、この峠道は安全だね」とフリーレンが声をかける。

フェルンは「あれはハイター様の幻影でした」と自分に言い聞かせるように言う。

それに対してフリーレンは、「次は本物に会いに行こう」と応えるのだった。

 

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葬送のフリーレン第9話の感想

ハイターは死の直前、フリーレンにフェルンを託しました。

そこには彼のフェルンに対する深い愛情が感じられますね!

ハイターは、フリーレンにとってもフェルンが良きパートナーになると分かっていました。

フェルンは傍らのフリーレンを見ながら、そうしたことを思い出していたのでしょうね。

ヴィレ地方では、人々が神隠しに苦しんでいました。

峠は街の灯りも届かいないので、魔物にとっては絶好の狩場とります。

フリーレンは魔物の正体が「幻影鬼」だと分かりました。

彼女でさえ避けたい相手ということで、相当厄介な魔物なのでしょうね!

確かに、幻影と分かっていても、大切な人を簡単には撃てないものです。

事実、フェルンはハイターの幻影を撃つのをためらいました。

フリーレンがいなければ、彼女も食べられていたかもしれませんね!

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葬送のフリーレン第9話の考察

今回登場する魔物は、「幻影鬼(アインザーム)」です。

幻影鬼は人しか捕食しないので、人間にとっては大敵です。

但し、魔法使いにとっては、それほど厄介な相手ではありませんでした。

それは、高密度の魔力を撃てば簡単に離散するからです。

しかし、魔法使い見習いのフェルンにとっては、手強い相手となります。

彼女はフリーレンのサポートもあり、何とか幻影鬼を討ち取りました。

今回の戦いを経験したことで、フェルンはまた一歩魔法使いとして成長したことでしょう。

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葬送のフリーレンについての概要

葬送のフリーレンは週刊少年サンデーにて、2020年22・23合併号より連載中です。

ジャンル 少年漫画・ファンタジー
原作 山田鐘人
作画 アベツカサ
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
巻数 既刊3巻(2020年12月現在)

 

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葬送のフリーレンネタバレ感想 まとめ

葬送のフリーレン第9話のネタバレ感想、考察を紹介しました。

現在コミック4巻まで発売中の葬送のフリーレン。

気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

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えり
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