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葬送のフリーレン第14話のネタバレ感想│言葉を話す魔物

週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』。

第14話のネタバレ感想と考察をしていきます!

葬送のフリーレンが気になっている方は参考にしてください。

葬送のフリーレン第14話のネタバレ感想

場面は勇者ヒンメルの死から28年後、北側諸国グラナト伯爵領である。

フリーレンら3人が街を歩いており、辺りには衛兵が沢山立っている。

「とりあえず買い出し当番決めようぜ」とシュタルクが提案した時、フリーレンは咄嗟に魔法の杖を取り出す。

それを「フリーレン様街中ですよ」と慌てて諫めた。

フリーレンの視線の先にはグラナド伯爵と魔族がおり、談笑しながら歩いている。

その時、フリーレンは衛兵に取り押さえられてしまう。

その騒動に接して、魔族のリュグナーはグラナトの差し金かと疑った。

グラナトは魔族を殺したいほど憎んでいたが、街中で和睦の使者を手に掛けるほど馬鹿ではないと応えた。

リュグナーはとりあえず納得し、フリーレンに近寄る。

そして「…冷静で殺意の籠った、冷たい目だ」と評した。

魔族を憎んでいる街の住民でさえ、魔族を見るときは人を見る目になると言う。

「だが、君のその目は、まるで猛獣でも見ているかのような目だ」

フリーレンは「実際にそうでしょ?」と物怖じせずに応えた。

魔族は人の声真似をするだけの、言葉の通じない猛獣だと続ける。

グラナトは衛兵に、フリーレンを屋敷の地下牢に入れるように命令した。

「暇だなー」地下牢でフリーレンが時間を持て余している。

そこにフェルンとシュタルクが訪れ、2、3年閉じ込められると伝える。

「思っていたより短いね」と、フリーレンは魔導書の差し入れを要求した。

彼女はフェルンに、魔族が和睦の使者の話の真相を訪ねる。

フェルンは先ず、「断頭台のアウラ」について語り始める。

アウラは魔王直下の大魔族の一人で、勇者一行との戦いで配下の殆どを失っていた。

彼女は消息不明になっていたが、28年も前に力を取り戻している。

グラナトたちはその軍勢と長年戦ってきたが、アウラ側から和睦の申し出をしてきたと言う。

それを聞いたフリーレンは「悪手」と断定し、魔族との対話が無駄な行為だと応えた。

それに対してシュタルクは、「話し合いで解決するならそれに越したことねぇじゃねぇか」と反論する。

しかし、フリーレンは魔族の本当の恐ろしさを知っていた。

魔族は人食いの化け物であり、彼らが人類と同じ言葉を使う理由を彼女は説明する。

勇者一行が魔族を討伐した際、魔族の娘が一人最後に残った。

ヒンメルが殺すのをためらっていると、村長が償う機会を与えることにした。

フリーレンは今殺すようヒンメルに言ったが、彼は暫く様子をみることにした。

魔族の娘は村長の家で暮らすようになり、家族とも打ち解けていく。

そんなある日、村長の家が炎に包まれ、傍らには背中を切り裂かれた彼の体が横たわっていた。

「もう止めないよね」フリーレンはヒンメルに確認すると、「お母さん」と呟く魔族の娘を躊躇なく討ち果たした。

魔族は魔物と同じで、産み落とされてから多くの時間を天涯孤独に過ごす。

母親には子育ての概念がなく、家族自体も存在しない。

「なのに、なんで‟お母さん‟なんて言葉使うの?」フリーレンは、倒れている娘に尋ねた。

それは、相手が自分を殺せなくなるからだと言う。

「まるで魔法のような素敵な言葉…」と言って、娘は息絶えた。

大魔法使いフランメは、言葉を話す魔物を‟魔族‟と定義づけている。

その祖先は、人をおびき寄せるために、物陰から「助けて」と言葉を発した魔物だとフリーレンは話すのだった。

 

 

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葬送のフリーレン第14話の感想

フリーレンたちがグラント伯爵領に入ると、街は衛兵による物々しい警備がなされていました。

それは、和睦の為に魔族の使者リュグナーが来ていたからです。

その要望は、角が生えている以外は人間とほぼ変わりませんね!

彼はフリーレンを見て、その目に殺意があることが分かりました。

それでも彼女を生かしておいたのは、フリーレンの正体に気づかなかったからです。

その上、「言葉の通じない猛獣」と本性を指摘され、内心動揺したのかもしれませんね!

一方、フリーレン以外の人々は、シュタルクをはじめ魔族と和睦ができると本気で思っています。

言葉が通じる相手となら、お互いに理解し合えると信じているからです。

そんなお人好しなところが、人間の強さであり弱さなのでしょうね!

 

 

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葬送のフリーレン第14話の考察

魔族が人食いの化け物で、人を欺くために人間の言葉を話します。

 

フリーレンには苦い思い出があり、自分たちが躊躇したばかりに、村長が魔族の娘に殺されてしまいました。

彼女の心には、二度と同じ過ちを繰り返したくない想いがあったはずです。

そのために、何時いかなる時も冷静に判断できなければなりません。

フリーレンが常にクールなのは、そうした背景があってのことでしょう。

但し、エルフにも家族の概念が無いので、元々仲間や家族に捉われない面があるのも事実です。

 

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葬送のフリーレンについての概要

葬送のフリーレンは週刊少年サンデーにて、2020年22・23合併号より連載中です。

ジャンル 少年漫画・ファンタジー
原作 山田鐘人
作画 アベツカサ
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
巻数 既刊3巻(2020年12月現在)

 

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葬送のフリーレンネタバレ感想 まとめ

葬送のフリーレン第14話のネタバレ感想、考察を紹介しました。

現在コミック4巻まで発売中の葬送のフリーレン。

気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

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えり
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