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葬送のフリーレン第22話のネタバレ感想│服従の天秤

週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』。

第22話のネタバレ感想と考察をしていきます!

葬送のフリーレンが気になっている方は参考にしてください。

葬送のフリーレン第22話のネタバレ感想

アウラの軍勢は首切り役人が全滅したことで、計画の失敗が明らかになった。

それでもアウラは、フリーレンを仕留めれば戦果として十分だと言う。

フリーレンはその戦いで、沢山の不死の軍勢をアウラの支配下から解放している。

「この私の前でそんなに多くの魔力を消費して大丈夫なのかしら?」

フリーレンは、アウラが持つ「服従の天秤」を見つめていた。

天秤には互いの魂が乗せられ、魔力の大きい方が相手を服従させられる。

このようなリスクの高い魔法を平然と扱えるのは、アウラに絶大な魔力があるからだった。

基本的に、魔力というものは鍛錬を積み重ねた年月に比例して大きくなる。

フリーレンは、溢れ出すアウラの魔力から、アウラが500年以上生きた大魔族だと実感した。

体外の魔力の量だけでも、相当な量の情報が手に入る。

それでも、魔族は魔力を包み隠そうとしなかった。

そもそも包み隠すことが出来ない魔族に対し、フリーレンは哀れに感じる。

そんなフリーレンを前に、アウラは「服従させる魔法(アゼリユーゼ)」と繰り出す。

その時、フリーレンの脳裏には、師匠フランメとの語らいが思い起こされる。

フリーレンはフランメに、魔族は狡賢いのにもかかわらず、何故魔力を制限しないのか尋ねた。

それに対してフランメは「できねぇのさ」と答えている。

魔族の世界は個人主義だが、人類と戦うために最低限組織化されている。

組織を維持するには秩序が必要であり、まとめ役として魔力の強い者が選ばれたと言う。

魔族にとって魔力は尊厳そのものなので、日頃から魔力を制限するような馬鹿は存在しない。

それ故、魔族に魔力を制限するメリットは皆無であり、制限する発想すらないとフランメは説明した。

フランメは、魔力に縛られる魔族を「哀れ」と評していた。

それは、魔族が誰よりも魔法を愛しているのに、自分の魔力すら自由にできないからだった。

フリーレンが魔力の制限を始めてから、3年が経っていた。

彼女はすっかり制限できるようになっており、フランメは自分の見込みが正しかったと感じる。

ある日、フランメはフリーレンに「まだ魔法は好きか?」と尋ねた。

昔のフリーレンは「魔法が好き」とはっきり答えていたが、その時には「ほどほど」と答えている。

それは、フランメがフリーレンに、復讐のための魔法しか教えなかったせいだった。

フランメはそれを良しとしており、フリーレンが魔王を倒せるほどの高みにたどり着くのを信じていた。

場面は、アウラとの戦いに戻る。

服従させる魔法(アゼリユーゼ)を繰り出したアウラは、勝利を確信した微笑みを浮かべる。

アウラにとってフリーレンは、謎に満ちた年齢不詳のエルフの魔法使いだった。

但し、フリーレンがどれだけ長く生きてきたかは関係なかった。

それは、フリーレンの魔力が全てを物語っているからだ。

アウラの見立てでは、フリーレンが鍛錬を積んだのは精々100年程度だった。

しかも、魔力自体は80年前と大して変わっていない。

事実、アウラが持つ天秤は、アウラ側に大きく傾いている。

「私の勝ちよ」アウラは自らフリーレンの首を落とそうと剣を手に取る。

その時、彼女の持つ天秤がフリーレンの方に傾くのだった。

 

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葬送のフリーレン第22話の感想

フリーレンはアウラとの決戦を前に、かなりの魔力を消費します。

アウラは圧倒的な自信があるので、フリーレンを心配するほどの余裕を見せましたね!

事実、アウラは500年以上生きた大魔族であり、生涯をかけて魔法を鍛錬しています。

その結果、彼女は向かうところ敵無しとなりました。

そして、アウラが極めた魔法が「服従させる魔法(アゼリユーゼ)」です。

それは、絶大な魔力を持つ彼女だから繰り出せる魔法でしたね!

一方、大魔法使いフランメは、フリーレンに魔力を制限することを教えました。

それが、魔族との戦いに勝つ秘訣だと分かっていたからです。

将に「能ある鷹は爪を隠す」ということなのでしょう。

フリーレンは魔法に対する愛は「ほどほど」になりましたが、魔法使いとして大きな成長と遂げましたね!

 

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葬送のフリーレン第22話の考察

フリーレンは80年程前に、勇者一行とともに魔王を倒しています。

アウラにとっては手強い相手のはずですが、フリーレンの魔力は彼女の脅威とはなりません。

アウラは「服従させる魔法」で、フリーレンの魔力の大きさを見切っていたからです。

アウラもリュグナー同様、自分の魔法に絶対的な自信を持っています。

それが命取りとなるのが分からないのが、魔族の「哀れ」なところです。

天秤がフリーレンの方に傾いた時、アウラは言い知れぬ不安を覚えたことでしょう。

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葬送のフリーレンについての概要

葬送のフリーレンは週刊少年サンデーにて、2020年22・23合併号より連載中です。

ジャンル 少年漫画・ファンタジー
原作 山田鐘人
作画 アベツカサ
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
巻数 既刊3巻(2020年12月現在)

 

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葬送のフリーレンネタバレ感想 まとめ

葬送のフリーレン第22話のネタバレ感想、考察を紹介しました。

現在コミック4巻まで発売中の葬送のフリーレン。

気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

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えり
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