週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』。
第32話のネタバレ感想と考察をしていきます!
葬送のフリーレンが気になっている方は参考にしてください。
葬送のフリーレン第32話のネタバレ感想
フリーレン達一行は北側諸国要塞都市フォーリヒの手前で「おい、お前。」と貴族らしき者から声を掛けられ、なぜかシュタルクがその貴族と従者に体を触られる。
そして私の屋敷に来いと言われ、よくわからぬまま招かれ、屋敷で名を聞かれシュタルクが答えた時、フレーレンが「オルデン卿、こういうのは困ります。」と言った。
自分を知っていることに驚くオルデン卿にフリーレンは「北側諸国の三大騎士オルデン家の屋敷でしょ。貴方の祖父も強引な人だった。」と言うが何を訳の分からないことをと、取り合ってもらえず。
フリーレンは「依頼がある。金なら出す。」と言うオルデン卿を無視して出て行こうとするが、路銀がもう残りわずかなことをフェルンに教えてもらい、話を聞くことに。
オルデン卿はシュタルクの出身のクレ地方は自分の家系も元はその村の一族だという話をしつつ、フリーレン達を自分の長男ヴィルトの肖像画まで案内し「私の跡継ぎにして、この街の英雄だ。ひと月前にあった魔族との大きな戦いで敵の将軍と相打ちで戦死した。不幸中の幸いでそれを知るのは一部の者たちだけだ。」と話す。
シュタルクとよく似たヴィルトの話を聞き「シュタルクに何をさせるつもりですか?」と問うフリーレンに「この地方の守りの要であるフォーリヒの消耗した兵力を立て直すまで、士気を下げるわけにはいかない。三か月後にある有力者達が集まる社交会でヴィルトの健在を示したい。」と答えるオルデン卿。
報酬と魔導書も付けてくれるというので、シュタルクが心配する額の傷も名誉の負傷で通るだろうと路銀のためシュタルクはヴィルトに成りすますべく作法を叩き込まれることに。
乗馬や踊り知識、歩き方などなど頑張るシュタルク。
「父上と呼べ。どこに人の目があるかわからん。」と言うオルデン卿にシュタルクは「冷たすぎるのでは、まだ息子が死んで二か月もたってないのに。」と言う。
オルデン卿も好き好んでこんなことをしているわけじゃなく、息子の遺志を継いでいるだけだと知り、シュタルクは「あんた不器用だな。」と協力するのだった。
ヴィルトの弟、次男のムートが一人剣技の練習をしていた。なかなか上達しないというオルデン卿の言葉に、故郷で「失敗作だ」と言われてたことを思い出すシュタルク。シュタルク家の剣技の稽古の時、トラウマで手が震えるシュタルクに「大丈夫だ、深呼吸しろ。ここはお前の故郷の村じゃない。」と言う。
それを聞いたシュタルクにムートのことをどう思っているのかと問われたオルデン卿は「兄ほどの才能はない。が、努力家で、あいつはいつか私よりも強い騎士になる。」と答え、それをムートに言ってやった方がいいとシュタルクは言うのだった。
社交会に年頃の男子が一人で行くことはないからと、フェルンが一緒に行くことになり、作法の練習をすることに。
その社交会。
シュタルクとフェルンは練習の成果を発揮。
優雅に踊る二人をケーキを食べながら見るザインとフリーレン。
無事に社交会が終わりオルデン卿は、シュタルクの戦士としての力量は素晴らしいからお前さえよければと言うが、シュタルクは「俺はあんたの息子の代わりじゃないぜ」と。
実はオルデン卿、ヴィルトとは些細なことで言い争い喧嘩別れで、心にもないことを言ってしまったことを悔いていた。
だからシュタルクを見たときは奇跡だと思ったそう。
でもシュタルクは「なら尚更ここには残れない。俺も心にもないことを育ての親に言ってしまったから、旅の土産話をたくさん持って帰るんだ。」と言い、オルデン卿も納得。
フリーレンが報酬の魔導書選びに半日もかかっている間、それを待つザインとシュタルク。「兵力の立て直しにはまだまだかかりそうだってよ。」と言うザインに剣技の指導をムートにするオルデン卿を見ながら「少なくとも跡継ぎには困らなさそうだ。」と言うシュタルクだった。
葬送のフリーレン第32話の感想
最後、魔導書選びに時間のかかるフリーレンを見守る、従者でシュタルクの作法の先生だったガーベルさんが「ハヤクシテ・・・」と困っている所が笑えました。
シュタルクの特訓の間にフリーレンは選んでおけばよかったのにと。
むしろその間、フリーレンやザインは何をしていたのかな・・・。
シュタルクの故郷も今は魔族に滅ぼされてなくなったという事実とシュタルクの師匠への気持ちを知ることができたお話で、よかったです。
次男のムートとシュタルクのやり取りや、シュタルクとフェルンの踊る所をもっと見たかったなという気持ちもありますが、この後、親子仲良く力を合わせてフォーリヒのために頑張るんだろうなと思える終わり方だったので路銀ももらえて、清々しくまた旅が進むんだなと思いました。
葬送のフリーレン第32話の考察
シュタルクの故郷の村と自分の家系も元はその村の一族で、喧嘩別れで戦死した息子とそっくりな年頃の男子をみて、奇跡だと思うオルデン卿の気持ちはわかるような気がします。
この漫画は一貫して旅で出会い関わる「人を知る」という点を、登場人物の軽口を含む会話で読み手も納得できて考えさせられる漫画だなと思っています。
息子そっくりなシュタルクとの出会いで気づかされて、オルデン卿はもう一人の息子とも向き合えるようになってくれたらな、と思いました。
葬送のフリーレンについての概要
葬送のフリーレンは週刊少年サンデーにて、2020年22・23合併号より連載中です。
ジャンル | 少年漫画・ファンタジー |
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原作 | 山田鐘人 |
作画 | アベツカサ |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
巻数 | 既刊3巻(2020年12月現在) |
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葬送のフリーレンネタバレ感想 まとめ
葬送のフリーレン第32話のネタバレ感想、考察を紹介しました。
現在コミック3巻まで発売中の葬送のフリーレン。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね。