長男の初節句のお祝いに、鯉のぼりを飾るご家庭も多いと思います。
男の子の立身出世を願って飾るものですが、次男が生まれた場合はどうしたら良いのでしょうか。
五月人形の場合はひとりひとりに贈るものとされていますが、鯉のぼりの場合も必要なのでしょうか。
この記事では、次男が生まれた場合の鯉のぼりはどうするべきなのか、鯉を追加することはできるのか、について調べてみましたのでご紹介します。
鯉のぼりは次男が生まれた場合どうしたらいい?
鯉のぼりは男の子の健やかな成長を願って家庭の庭先に飾る鯉の形ののぼりです。
江戸時代から続く日本の伝統的な風習です。
最初の鯉のぼりは黒い真鯉1匹でしたが、やがて真鯉と緋鯉に青鯉も加わって家族を表す形になりました。
鯉のぼりはシンボル的な意味合いがあることから、男の子1人につき1つではなく、各家庭に1つ飾ることが多いです。
そのため、次男が生まれた場合も新しく鯉のぼりを買い足す必要はないのですが、真鯉、緋鯉、青鯉が家族をイメージすることから、次男の鯉だけ無いのは不自然になってしまいます。
次男が生まれた場合、多くのご家庭では鯉をもう一つ追加で買い足すということが行われます。
次男の鯉のぼりはどんな色や形がよい?
次男用の鯉のぼりを追加する場合はどんな色や形のものを選べばよいのでしょうか。
一般的に真鯉は黒、緋鯉は赤、子供の鯉は青というイメージが定着しています。
そのため、次男用には黒、赤、青以外の色のものを選ぶとよいでしょう。
緑や紫といった色が主流になっています。
形については特に決まりはありません。
長男の青鯉と同じ大きさのもの、もしくは少し小さめのものを選ぶ方が多いようです。
また、オレンジやピンクなどの華やかな色の鯉のぼりもあります。
最近では、女の子の場合も鯉を追加することが多くなってきました。
男の子、女の子にとらわれず、家族を表す鯉のぼりとしての役割が定着しつつありますね^^
追加の鯉のぼりはどこで買える?
追加の鯉のぼりは、店舗だけでなく、楽天やAmazonなどの通販ショップでも購入することができます。
セット販売や単品でも購入が可能です。
価格は大きさにもよりますが、1000円から2000円程度で売られています。
追加で購入する場合は、同じメーカーのもので揃えられない場合もあるでしょう。
しかし、 お手持ちの鯉のぼりと多少デザインが違っていても、それほど違和感はないですよ。
次男の鯉のぼりはどうしたらいい? まとめ
次男が生まれた場合の鯉のぼりについてまとめてみました。
鯉のぼりのセットを新しく買い足す必要はなく、次男用の鯉を一つ追加するという方法が一般的です。
また、最近では女の子の場合もオレンジやピンクといった子供の鯉を追加することも多く、家族の形を表すシンボルとしての意味合いも強くなっています。
子供の健やかな成長を願う鯉のぼりですので、素敵なものを飾ってあげたいですね。