週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』。
第12話のネタバレ感想と考察をしていきます！
葬送のフリーレンが気になっている方は参考にしてください。
葬送のフリーレン第12話のネタバレ感想
場面は勇者ヒンメルの死から28年後、中央諸国リーゲル峡谷城塞都市ヴァールである。
フリーレンたち3人の前には、門番の衛兵隊長がどっしりと腰を下ろしていた。
現在、北側諸国は魔物の動きが活発で、関所の通行は認められていない。
通れるようになる見通しも立っていなかった。
フリーレンは街にいるのが安全と判断し、暫く滞在して待つことにした。
そこで3人は解散となり、それぞれが別行動となった。
フェルンが街を歩いていると、関所の開通が早くても2年先と噂されている。
シュタルクは、「ジャンボベリースペシャル」なるデザートを前に懐かしんでした。
「アイゼンの旦那ももう歳だ、しっかり親孝行してやれよ」と店のマスターが言う。
そこにフェルンが現れ、シュタルクに先ほどの噂を伝える。
シュタルクは2年も待てないとし、関所の壁を飛び越える案を提示した。
しかし、北側諸国との国境には限界高度まで強力な結界が張られており、通過できなかった。
そこでシュタルクは、商人ギルドの交易に期待する。
しかし、交易も全面封鎖されており、護衛を付けた隊商も禁止されていた。
北側が相当危険な状況なので、フェルンは「やはり情勢が落ち着くまで待つしか…」と言いかける。
それに対してシュタルクは、闇市や盗賊ギルドにも当たると応える。
フェルンは心配するが、彼は「俺って結構強そうに見えるし、ハッタリも上手いんだぜ」と言う。
二人は闇市や盗賊ギルドを尋ねまわるが、そこでも良い情報は得られなかった。
「そりゃそうだよな、防衛戦しているようなもんだ」
シュタルクは改めて、門が開かなければどうにもならないと痛感した。
最後に彼は、駄目もとで衛兵の詰め所に行こうとする。
予想以上に協力的な彼に、フェルンはやや戸惑い気味だった。
「まあ、あまり時間がないからな」と言って、シュタルクはアイゼンとの思い出を語り始める。
子供の頃、彼はアイゼンに要塞の上に連れてこられた。
アイゼンはシュタルクに北側の景色を見せながら、勇者一行の冒険を楽しそうに語っていた。
アイゼンは長い人生の中のたった10年の冒険を何よりも大切にしていた。
但し、彼はもう旅ができる年齢ではなくなっている。
そこで、シュタルクが師匠の代わりに旅をして、土産話をたっぷり持ち帰るのだと言う。
それが、彼にできる精一杯の恩返しだった。
「なら、こんなところで足止めはいけませんね」とフェルン。
「まあ、あの人はまだまだ長生きしそうだけどな」シュタルクは笑う。
二人が街中に戻ると、建物の陰に隠れるフリーレンを見つけた。
彼女は魔法店をはしごしている時、兵士たちに追われるようになったと言う。
そこに衛兵隊長を伴い、街の城代が謝罪に訪れる。
城代はフリーレンらに、関所を自由に通行する許可を与えた。
関所の周りには既に大勢の人々が集まっており、フリーレンらを見送ろうとしてた。
「こんなに簡単に通れるだなんて…初めからフリーレン様の名前を出していればよかったじゃないですか？」フェルンが小言を言う。
「言っても無駄だと思っていたんだよ」その上フリーレンは、本音ではゆっくりしたかった。
そもそも、彼女は大々的に見送られるのが好きではない。
一方、シュタルクは「師匠もこんな感じで北側に旅立ったんだな」と感慨深げに応えるのだった。
葬送のフリーレン第12話の感想
関所を守っていた衛兵隊長にとって、魔法使いのフリーレンが分からないのも無理はありません。
勇者一行がその街を訪れたのは、相当昔の話ですからね！
但し、フリーレンはぞんざいな扱いを全く気にしていません。
寧ろ、よそ者に厳しい態度を「街を守る衛兵は斯くあるべき」と褒めていました。
そんな捉え方は、実に彼女らしいところですね！
フリーレンは、これで大手を振ってゆっくりできるとほくそ笑みます。
彼女にとって急ぐ旅でもないので、関所が通れないのは好都合でした。
一方、フェルンやシュタルクはやや焦り気味でしたね！
特にシュタルクは、フェルンが思う以上に先を急いでいます。
それは、一日も早くアイゼンに冒険の土産話を持って行きたかったからです。
店のマスターからも、親孝行するように言われていましたからね！
葬送のフリーレン第12話の考察
葬送のフリーレンについての概要
葬送のフリーレンは週刊少年サンデーにて、2020年22・23合併号より連載中です。
| ジャンル | 少年漫画・ファンタジー |
|---|---|
| 原作 | 山田鐘人 |
| 作画 | アベツカサ |
| 出版社 | 小学館 |
| 掲載誌 | 週刊少年サンデー |
| 巻数 | 既刊3巻（2020年12月現在） |
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葬送のフリーレンネタバレ感想 まとめ
葬送のフリーレン第12話のネタバレ感想、考察を紹介しました。
現在コミック4巻まで発売中の葬送のフリーレン。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
