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葬送のフリーレン第24話のネタバレ感想│エルフの願望

週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』。

第24話のネタバレ感想と考察をしていきます!

葬送のフリーレンが気になっている方は参考にしてください。

葬送のフリーレン第24話のネタバレ感想

場面は勇者ヒンメルの死から28年後、北側諸国のデッケ地方である。

フリーレン一行は吹雪のため、道に迷ってしまった。

フリーレンはシュヴェア山脈までは辿り着きたかったが、最早自分たちが遭難しかけていると感じる。

事実、シュタルクは寒さのために眠っており、フェルンが必死に起こそうとしていた。

フェルンはフリーレンに相談するが、この強風では魔法で飛ばして運ぶこともできなかった。

「担いでいくしかないですね」フェルンはシュタルクを抱える。

しかし彼女はその重さに耐えかね、シュタルクを置いて行こうとした。

「我慢して、麓まで行けば避難小屋があるはず…」とフリーレンは応えるが、その情報は80年前のものだった。

一行が避難小屋に着くと、中に人の気配を感じる。

フリーレンが扉を開けて中を覗くと、上半身裸の男がスクワットしていた。

それを見たフェルンはフリーレンを引き戻し、扉を閉めてしまう。

「フリーレン様、ここ駄目でございます」フェルンは他を探すことを提案した。

そして、理由を尋ねるフリーレンに「中に変態がいるからです」と答える。

そこに男が現れ「変態とは心外だな」と抗議した。

フェルンらは彼を相手にせず、その場を立ち去ろうとする。

すると男が「お前エルフか?」と呼び止めた。

部屋にはフェルンによって暖炉に火が灯されている。

男が同族と会うのは300年ぶりで、彼は他のエルフは絶滅したと思っていた。

彼はシュヴェア山脈を越えてきたが、吹雪のために火種を失ったと言う。

男は「武道僧(モンク)のクラフト」と名乗った。

クラフトは、フリーレンらがオレオール(魂の眠る地)を目指していると聞き、信仰心が篤いと感心する。

その時、フェルンがシュタルクの体温低下をフリーレンに告げる。

シュタルクは夢の中で心地よい温かさを感じる。

(俺どうしちまったんだ…)彼の記憶では猛吹雪の中にいるはずだった。

すると目が覚めたシュタルクは、隣の男を見て驚いた。

「折角、人肌で温めてやったというのに…」クラフトはシュタルクに抗議する。

シュタルクは改めてクラフトの体を眺め、「あんたとんでもなく強いだろう」と評価した。

クラフトはシュタルクを残し、他の二人に食料運搬の手伝いを依頼する。

小屋の近くに彼の荷車と積荷があると言う。

荷車には食料が十分に積まれており、フリーレンは暫く小屋に留まることにした。

荷物を運ぶ途中、クラフトはフリーレンに「お前は俺のこと知っているか?」と改めて訊いた。

「全然」との答えに対し、彼もフリーレンを全く知らないと応えた。

但し確かなことは、二人がエルフということである。

それから半年が過ぎ、クラフトたちは北側諸国の長い冬を無事越えられた。

彼は感謝の気持ちを込めて、自分のネックレスをフェルンに渡すようフリーレンに頼んだ。

クラフトは、僧侶に育てられたフェルンに篤い信仰心があるのを感じていた。

女神信仰の無いフリーレンは、何故クラフトが女神を信じるのか尋ねる。

天地創造の女神は神話の時代を除き、この世界で実際に姿を現したことは無かった。

それでもクラフトは「いてくれなきゃ困るんだよ」と答えた。

彼の成してきた偉業も正義も、知っている者は皆死に絶えている。

それゆえ彼は、死んだ後に天国で女神に褒めてもらいたいと言う。

それに対してフリーレンは「それはただのエルフの願望だ」と応えるのだった。

 

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葬送のフリーレン第24話の感想

北側諸国の冬は、フリーレンたちでさえ手こずるほど厳しいものでしたね!

方向が分からなくほどの吹雪は、魔法でもどうにもなりません。

「甘く見たら死ぬ」というフリーレンの言葉は、決して大袈裟ではありませんでした。

それにしても、シュタルクは何かと一行の足手まといになりますね!

それでも、避難小屋が残っているのは幸運でした。

建物が定期的に管理されていたのは、街道沿いに立地していたからでしょう。

そこで一行はエルフのクラフトに遭遇しますが、これも運命のタイミングというものです。

お互いに絶滅したと思っていた同族に出会えたのですからね!

そして、クラフトの食料のお陰で、フリーレン達も無事に冬を越すことができました。

フリーレンには女神信仰は無いものの、何か運命的なものは感じたでしょうね!

 

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葬送のフリーレン第24話の考察

フェルンはハイターに育てられたので、信仰心の篤い人間になっていました。

クラフトはこの半年間で、日常的にフェルンが女神に感謝する姿を見ていたわけです。

そこでクラフトは自分のネックレスを進呈しますが、それは彼の感謝と期待の現れと言えます。

フェルンのような人間が増えれば、世の中はもっと平和で豊かになると考えてのことでしょう。

クラフト自身も天国の存在を信じることで、自分の存在意義を確認しています。

それが、彼の生きる力になっていると言えます。

 

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葬送のフリーレンについての概要

葬送のフリーレンは週刊少年サンデーにて、2020年22・23合併号より連載中です。

ジャンル 少年漫画・ファンタジー
原作 山田鐘人
作画 アベツカサ
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
巻数 既刊3巻(2020年12月現在)

 

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葬送のフリーレンネタバレ感想 まとめ

葬送のフリーレン第24話のネタバレ感想、考察を紹介しました。

現在コミック4巻まで発売中の葬送のフリーレン。

気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

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えり
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