週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』。
第17話のネタバレ感想と考察をしていきます!
葬送のフリーレンが気になっている方は参考にしてください。
葬送のフリーレン第17話のネタバレ感想
フェルンとシュタルクが、グラナトの屋敷に侵入した。
窓からホール内に入ると、妙に静まり返っている。
別の部屋では、椅子に縛られたグラナトの前で、リュグナーが魔法に対する想いを語っていた。
彼は魔法が大好きで、腐敗の賢老クヴァールのように、一つの魔法に生涯を捧げていた。
年月を掛けて積み重ねていき、その結果優れた魔法となったものが魔族の力を強固にしている。
一方、街を守る防護結界を張ったフランメは、積み重ねる努力を知らない天才的魔法使いだった。
リュグナーは天才に対して「積み重ねた美しさがない」と批判した。
グラナト家は、代々結界の管理を任されていた。
魔族であるリュグナーらが街に入れたからには、結界を操作できる魔法が存在するはずだとリュグナーはグラナトに迫った。
「吐かなければ待っているのは拷問の続きだけだ」と言って、リュグナーとリーニエは部屋を出る。
グラナトが窓から夜空を眺めていると、昼間見た冒険者の少年が入ってきた。
彼は、亡くなった息子が迎えに来たと勘違いする。
シュタルクはグラナトを縛るロープを切りながら、手が震えていた。
ロープには魔法がかけられており、彼の剣では刃が立たなかった。
グラナトはシュタルクに、街の人々の避難を依頼する。
しかし、シュタルクが動こうとしないので、何とか口実をつけて行かせようとした。
その時、リュグナーたちが戻ってくる。
リュグナーはシュタルクに帰るように言うが、シュタルクは立ったまま動かない。
「邪魔をするなら殺すぞ」とリュグナーが言った瞬間、シュタルクは宙を舞って彼に斬りつけた。
「速い…だが所詮は人間か」リュグナーは直ぐに反撃し、シュタルクを押さえつけた。
「人も魔族も若い奴は短慮だな、無策で無謀だ」それでもリュグナーは、単身で自分に挑んだ勇気だけは評価する。
それに対してシュタルクは「やっぱりお前達には視えていないんだな」と言った後、フェルンに呼びかけた。
「リュグナー様!魔法使いの反応が…」とリーニエが叫んだ瞬間、爆風がリュグナーを吹き飛ばした。
窓の外には、宙に浮かぶフェルンの姿がある。
リュグナーは、人間の魔法使いがリーニエの魔力探知を掻い潜ったのに驚いた。
彼がその魔法について尋ねると、フェルンは「一般攻撃魔法」と応えた。
それは魔族の魔法体系では「人を殺す魔法(ゾルトラーク)」と呼ばれるものだ。
それに対しリュグナーは、自分たちはゾルトラートを半世紀以上前に克服していると話す。
そして「この魔法を誰から習った?」と続けた。
それは、明らかに時間稼ぎだった。
そこでフェルンがリュグナーに止めを刺そうとすると、リーニエが防御に入る。
伯爵の怪我も酷かったので、シュタルクはフェルンに退くように言う。
二人が去った後、リュグナーはフェルンの魔法を「魔族を殺す魔法」と評した。
それから彼は昔、同じ魔法を受けたことがあるのを思い出す。
その時、リュグナーの脳裏には月に浮かぶフリーレンの姿が浮かんだ。
「葬送のフリーレン」もまた、彼の嫌いな天才であった。
葬送のフリーレン第17話の感想
グラナトの街が平和だったのは、大魔法使いフランメのお陰だったんですね!
千年前に張った防護結界が未だ破られていないので、フランメが如何に偉大な魔法使いだったか分かります。
そして、結界の管理を任されていたのがグラナト家でした。
リュグナーはグラナトに、結界を解く魔法を教えるよう迫ります。
しかし、グラナトは命に代えても口を割らないでしょうね!
それをリュグナーも分かっており、自分たちで魔導書を探し始めました。
その隙をついて、シュタルクがグラナトを助けに現れます。
彼は口では威勢のいいことを言いますが、内心はかなり怖かったようですね!
いつリュグナーが戻るかビクビクして、手が震えていました。
但し、実際にリュグナーと遭遇した時、シュタルクは腹が据わりました。
やはり、ここ一番の時には戦士の魂が目覚めるのでしょうね!
葬送のフリーレン第17話の考察
リュグナーは魔法が大好きだそうです。
彼ら魔族は長い寿命の中で、一つの魔法の研究を続けると言います。
ある意味、魔族には職人気質があるんですね!
或いは、科学者のように地道に研究を重ねて、魔法に磨きをかけるのかもしれません。
それは人類に置き換えると、「科学」に相当するのでしょう。
人類は科学に磨きをかけた結果、「原子力」という魔物を生み出してしまいました。
そうなると、魔族とは人類そのものなのかもしれません。
葬送のフリーレンについての概要
葬送のフリーレンは週刊少年サンデーにて、2020年22・23合併号より連載中です。
ジャンル | 少年漫画・ファンタジー |
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原作 | 山田鐘人 |
作画 | アベツカサ |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
巻数 | 既刊3巻(2020年12月現在) |
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葬送のフリーレンネタバレ感想 まとめ
葬送のフリーレン第17話のネタバレ感想、考察を紹介しました。
現在コミック4巻まで発売中の葬送のフリーレン。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね。