週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』。
第21話のネタバレ感想と考察をしていきます!
葬送のフリーレンが気になっている方は参考にしてください。
葬送のフリーレン第21話のネタバレ感想
リュグナーはフリーレンに胸を貫かれ、壁にもたれて座っている。
出血が止まらず「ここまでか…」と彼は死を覚悟する。
これでリュグナーたちの計画は失敗となるが、彼は「フリーレンは無事では済むまい…」とフェルンに告げた。
その頃、フリーレンはアウラ達と戦っていた。
前回は勇者一行により魔族は撤退を余儀なくされたが、今回はフリーレンを守る者は誰もいない。
「確かにフリーレンは我らの脅威だ…」
しかし、彼女の魔力はアウラには遠く及ばないとリュグナーは語る。
それ故、正面からの戦いでは、フリーレンに勝ち目は無かった。
それに対してフェルンは、フリーレンが魔族と正面から戦うことは無いと応える。
そして、アウラを欺いて殺すと予言した。
リュグナーはフェルンの言葉が理解できず、自分が彼女に押し切られた要因も分からなかった。
その時、リュグナーはフェルンから感じた違和感の正体に気づく。
「まさか、そんなことが…フリーレンも同じなんだな…」
リュグナーは、フェルンたちを「卑怯者」扱いし、魔法使いの風上にも置けないとした。
「それはフリーレン様が一番よく分かっていることです」そう言って、フェルンはリュグナーにトドメを差した。
場面はフリーレンが育ったエルフの集落に変わる。
魔族に荒らされた村を、大魔法使いフランメが訪れている。
彼女は魔王軍の将軍の一人が倒れている傍らに、エルフの少女フリーレンを発見した。
フランメはフリーレンから凄い魔力を感じ取り、彼女が将軍を殺したと分かる。
しかし、魔族と正面から戦ったことを馬鹿にした。
「逃げる、隠れる、不意打ちする」いくらでも選択肢があるとフランメは話す。
彼女は、自分には強い魔法使いの気持ちが分からないと言う。
それに対してフリーレンは「貴方には私の気持ちが分かるはずだ…」と応える。
それは、フランメの方が彼女より遥かに強い魔法使いだと感じたからだ。
フランメはフリーレンを背負いながら、村が襲われた経緯を尋ねる。
そしてフランメは、彼女を自分の弟子にすることにした。
すると、後方から魔族の追手が迫ってくるのを感じた。
それは、フリーレンが殺した将軍より強い相手だった。
彼らは直前まで魔力を完全に消し、フランメたちを闇討ちするつもりだった。
「こっちが魔法使いとわかるや否や堂々と姿を現しやがった」
魔族は卑怯で狡猾であるものの、魔法に対する誇りは持っていた。
「人間の魔法使い、そのエルフを置いていけ」
「そうしたら見逃してくれんのか?」
エルフを皆殺しにするのが魔王の命令だと追手は言う。
フランメは強い魔法使いの気持ちが良く分かるので、追手たちの気持ちも手に取るように分かった。
そこには、今まで研鑽を積んできた魔法に対する自信と信頼があると言う。
「要するにクソみたいな驕りと油断だ」
フランメがそう話した瞬間巨大な爆発が起こり、追手たちは跡かたなく消えてしまう。
追手たちは卓越した魔法使いだったが、フランメを雑魚と判断したため命を落としたのだった。
葬送のフリーレン第21話の感想
リュグナーは、自分が負けたことが相当ショックだったでしょうね!
彼は、主君のアウラがフリーレンを倒すことを確信していました。
それは、魔力が強い方が必ず勝つと信じていたからです。
勇者一行も存在しないとなれば、アウラがフリーレンに敗れるなど考えられません。
その背景には、魔法使いは正面から戦うものという思い込みがありますね!
リュグナーら魔族は魔法に誇りを持っており、卑怯な戦い方をしないわけです。
そうしたこだわりは、フランメに言わせれば「くだらない」ものでした。
それは、魔法に対する自信は驕りとなり油断を生むからです。
フリーレンは、将に目の前でそれを見せつけられました。
それによって、彼女は魔法使いとして一皮向けたのでしょうね!
葬送のフリーレン第21話の考察
フリーレンが育ったエルフの集落は、魔王軍によって絶滅させられました。
フリーレンは将軍の一人を倒しますが、それが精一杯でした。
そこで魔力を使い果たしたため、集落全体を守ることが出来ませんでした。
そんなフリーレンの戦い方を、フランメは「とんだ馬鹿だな」と酷評します。
それはフリーレンにとって、「泣きっ面に蜂」のような仕打ちでした。
一方、フランメは、慰めの言葉など何の役にも立たないことを知っていました。
彼女は壮大な計画を持っており、その中にフリーレンが組み込まれたと言えます。
葬送のフリーレンについての概要
葬送のフリーレンは週刊少年サンデーにて、2020年22・23合併号より連載中です。
ジャンル | 少年漫画・ファンタジー |
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原作 | 山田鐘人 |
作画 | アベツカサ |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
巻数 | 既刊3巻(2020年12月現在) |
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葬送のフリーレンネタバレ感想 まとめ
葬送のフリーレン第21話のネタバレ感想、考察を紹介しました。
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気になった方はぜひ読んでみてくださいね。