春の甲子園とも呼ばれる、選抜高校野球2021年の組み合わせが発表されましたね。
2021年3月19日~3月31日に開催予定の大会、2年ぶりということもあって盛り上がりをみせています。
でも、そもそも春の選抜高校野球の出場校はどうやって選ばれるのでしょうか?
選抜高校野球の選考基準について調べてみたので、参考にしてくださいね。
選抜高校野球はどうやって選ばれる?
春の選抜高校野球の出場校がどうやって選ばれるのか調べてみました。
選抜高校野球大会の出場枠は次のとおりです。
地区代表 | 28校 |
---|---|
明治神宮大会優勝枠 | 1校 |
21世紀枠 | 3校 |
計 | 28校 |
それぞれの枠ごとに選考基準が決められています。
地区代表の選考基準
地区代表では、全国を8つのブロックに分けた中から出場校が決定します。
北海道地区 | 北海道 | 1校 |
---|---|---|
東北地区 | 宮城、岩手、青森、山形、秋田、福島 | 2校 |
関東・東京地区 | 茨城、群馬、山梨、栃木、神奈川、埼玉、千葉、東京 | 6校 |
東海地区 | 岐阜、三重、静岡、愛知 | 2校 |
北信越地区 | 石川、新潟、富山、長野、福井 | 2校 |
近畿地区 | 京都、奈良、大阪、兵庫、滋賀、和歌山 | 6校 |
中国・四国地区 | 島根、鳥取、岡山、山口、広島 | 5校 |
九州地区 | 大分、福岡、宮崎、佐賀、長崎、鹿児島、熊本、沖縄 | 4校 |
地区によって出場校の数が違うので、どうしても激戦地区が出てきますね。
選抜を決めるのは、運営委員会から選出された選考委員が基準に基づいて決定します。
基本的には、前年の秋季各都道府県大会や地区大会の成績をもとに決まります。
つまり、前年秋の成績が良い高校が選ばれるわけですね!
明治神宮大会優勝枠の選考基準
明治神宮大会優勝枠は、明治神宮野球大会で優勝した学校が所属する地区に1枠を追加で割り当てるというしくみになっています。
例)
優勝した学校が静岡だった場合、静岡を含む東海地区の枠が2校→3校になるということです。
21世紀枠の選考基準
21世紀枠は、野球部としての強さだけでなく地域や他校に良い影響を与える『模範的』かどうかという視点で選ばれます。
具体的な条件は次のとおりです。
- 秋季都道府県大会のベスト16以上(※加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)
- 文武両道など他校の模範になる
- 災害や少数部員などの困難な条件を克服している
- 予選の成績が良いもののなかなか甲子園に出場できない
毎年どの高校が選ばれるのか、楽しみな枠でもありますね。
選抜高校野球の選考基準 まとめ
意外と知らない春の選抜高校野球の選考基準について紹介しました。
夏の甲子園と違って、様々な選考基準がある春の甲子園。
その選考基準も、時代によって細かい点が変わっています。
どうやって出場校が選ばれているのか気になっていた方にとって、参考になれば嬉しいです。
2021年の選抜高校野球大会も組み合わせトーナメントが発表されました。
観客制限はありますが、観戦することもできるので、楽しみに開催日を待っていましょう!
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